「給料の約3分の2」をどうやって計算するのか、具体的な金額はいくらになるのかを2026年最新版で徹底解説します。
【アフィリエイト広告をここに挿入】
病気やケガで長期間会社を休まなければならなくなったとき、真っ先に頭をよぎるのは「来月の生活費はどうなるのか」という不安ではないでしょうか。
日本の健康保険制度には、働けなくなった期間の生活を支える「傷病手当金(しょうびょうてあてきん)」という仕組みがあります。ざっくりいうと「給料の約3分の2」が支給される制度ですが、実は計算方法や支給ルールには細かい注意点があります。
本記事では、2026年4月現在の最新制度に基づき、傷病手当金の計算方法から、具体的な支給額シミュレーション、さらには「転職直後で加入期間が短い場合」などの特殊なケースまで解説します。
計算方法の前に、まずは自分が支給対象になるかどうかを確認しましょう。傷病手当金をもらうには、以下の4つの条件をすべて満たす必要があります。
仕事中や通勤中のケガは「労災保険」の対象となるため、傷病手当金は支給されません。
医師の診断書などで、今の仕事ができないと証明される必要があります。
この最初の連続する3日間を「待期期間」と呼び、この期間は給付金が出ません。4日目からが支給対象です。
給与が出ている場合でも、傷病手当金の額より少なければ、その差額が支給されます。
傷病手当金の支給額は、あなたの直近の給与(標準報酬月額)をベースに決まります。
この計算で算出された金額が、休んだ日数分(4日目以降)支給されます。
聞き慣れない言葉ですが、これは「毎月の基本給」だけを指すのではありません。残業代、通勤手当(交通費)、役職手当など、会社から支給される諸手当をすべて含んだ総支給額を、一定の幅で区切ったランクのことです。
自分の標準報酬月額がわかれば、以下の表でおおよその支給額を確認できます。
※1円未満は四捨五入して計算しています。
| 標準報酬月額(平均) | 1日あたりの支給額 | 1ヶ月(30日)の支給額 |
|---|---|---|
| 20万円 | 約4,444円 | 約133,320円 |
| 26万円 | 約5,778円 | 約173,340円 |
| 30万円 | 約6,667円 | 約200,010円 |
| 36万円 | 約8,000円 | 約240,000円 |
| 41万円 | 約9,111円 | 約273,330円 |
【記事中盤のアフィリエイト広告をここに挿入】
すべての人が「直近12か月の平均」で計算できるわけではありません。以下のケースに当てはまる方は注意が必要です。
転職直後などで、今の健康保険に加入してから12か月経っていない場合は、次のいずれか低い方の額が計算の基礎になります。
実際に加入していた期間の月額平均。
2026年4月現在は32万円。月収が40万円あっても、加入期間が12か月未満なら「32万円」を基準に計算される可能性があります。
待期期間(最初の連続する3日間)に有給休暇を当てるのはOKです。ただし、4日目以降に有給を使った場合、その日は「給与が出ている」とみなされるため傷病手当金は支給されません。
少しだけ出勤して早退し、給与が一部支払われた場合:
給与の方が多ければ、その日の支給はありません。
傷病手当金がもらえる期間は、支給開始日から「通算して」最長1年6ヶ月です。
2022年1月以前は「暦のうえで1年6ヶ月」でカウントされていましたが、改正により「実際に支給された期間の合計で1年6ヶ月」に変更されました。
2026年1月13日より、協会けんぽにおいて傷病手当金の電子申請が本格始動しています。
郵送の手間がなく、審査までの時間が短縮される傾向にあります。
入力チェック機能により、記入漏れや計算ミスによる差し戻しが減ります。
マイナポータル等を通じて、今どの段階にあるかを確認しやすくなります。
A. かかりません。傷病手当金は非課税所得のため、所得税・住民税の対象外です。ただし、社会保険料(健康保険・厚生年金)の支払いは免除されないため、休業中も会社を通じて支払う必要があります。
A. 条件を満たせば可能です。以下の両方を満たす必要があります。
申請書の書き方や、より具体的な手続き方法については、傷病手当金の申請方法ガイドも併せてご確認ください。
【記事末尾のアフィリエイト広告をここに挿入(クリック率が最も高い位置)】