失業保険・傷病手当金

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「お金」の全知識ロードマップ
失業保険・傷病手当金を徹底解説

「会社を辞めたら生活費はどうなる?」その不安を、制度の全体像を把握することで解消します。

📅 公開:2026年4月5日 🔄 更新:2026年4月5日 ⏱ 読了:約7分
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📌 この記事でわかること
  • 退職後のお金は「3つの柱」で成り立っていることがわかる
  • 失業保険の対象者・給付額・申請書類がわかる
  • 傷病手当金と失業保険の違い・使い分けがわかる

退職後の「お金」は3つの柱で支えられる

「制度が複雑で調べても逆に混乱する」という方は多いです。まず全体像を把握しましょう。退職後に受け取れるお金は大きく3つに分類できます。

失業給付金(失業保険)― 最も重要

退職後、就職活動中の生活費を支援する給付。ハローワークで申請する。給付期間は離職理由・雇用保険加入期間・年齢によって異なる。

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傷病手当金 ― 病気・ケガのときの生活費補填

病気やケガ・メンタル不調で働けない期間に、給与の約2/3を最長1年6ヶ月受け取れる制度。失業保険とは同時受給できないため、順序が重要。

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その他 ― 源泉徴収票・住民税・健康保険

退職後に必ず処理が必要になる書類・手続き。確定申告・住民税の切り替え・健康保険の選択(任意継続 or 国保)などが含まれる。

⚠️
傷病手当金と失業保険は同時に受け取れません。病気が理由の退職なら、まず傷病手当金を受給し、回復後に失業保険へ切り替えるのが基本の流れです。

失業保険を徹底理解する

退職後のお金の中で最も検索される「失業保険」。正式名称は「雇用保険の基本手当」です。ここでは対象者・給付額・申請書類の3点を整理します。

対象者の確認(まずここから)

離職理由によって「区分」が変わり、給付内容が大きく変わります。

区分 主な該当ケース 給付制限 給付期間
特定受給資格者 会社都合退職・倒産・解雇 なし 90〜330日
特定理由離職者 病気・ハラスメント等のやむを得ない自己都合 なし 90〜240日
就職困難者 精神疾患等による障害者手帳保持者 なし 最大360日
一般(自己都合) 通常の自己都合退職 2ヶ月 90〜150日
💡 給付額のイメージ

給付額は「賃金日額 × 給付率(50〜80%)」で計算されます。賃金が低いほど給付率が高くなる仕組みです。

例:月給25万円(賃金日額 約8,300円)の場合
→ 基本手当日額 約5,800〜6,600円(給付率70〜80%)
→ 月換算 約17〜20万円相当

ハローワークに行く前に準備する書類

🚨
当日忘れると手続きできません。事前に全て揃えておきましょう。

離職票(1・2)

会社から退職後10〜14日以内に届く最重要書類。退職理由や在籍期間が記載されている。届かない場合は会社の人事に連絡する。

マイナンバーカード(または通知カード+本人確認書類)

本人確認用。マイナンバーカードがあれば1枚で完結する。

印鑑・通帳(またはキャッシュカード)

給付金の振込先口座の登録に必要。

雇用保険被保険者証

入社時に会社から渡されている書類。手元にない場合はハローワークで再発行できる。

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傷病手当金との違い・使い分け

病気・ケガ・メンタル不調が退職理由の場合、失業保険より先に傷病手当金の利用を検討してください。

傷病手当金 失業保険
目的 療養中の生活費補填 求職活動中の生活費サポート
条件 就労不能状態 就労の意思と能力がある
給付額 標準報酬日額の2/3 賃金日額の50〜80%
期間 最長1年6ヶ月 90〜360日
申請先 協会けんぽ・健康保険組合 ハローワーク
同時受給 ❌ 不可(どちらかのみ)
✅ 推奨される受給順序
1
傷病手当金を受給(療養中)
この間に失業保険の受給期間延長申請をしておく
2
回復後、失業保険へ切り替え
就職活動が可能になった段階でハローワークへ
3
転職・社会復帰

退職後に必ず確認するお金の手続き

源泉徴収票の保管

退職時に会社から渡される。確定申告や次の職場での年末調整に必ず必要になるため、絶対に捨てないこと。

健康保険の切り替え

退職後は会社の健康保険から脱退する必要がある。選択肢は①任意継続(最大2年)②国民健康保険③家族の扶養の3つ。保険料を比較して選ぶ。

住民税の支払い

退職後は給与からの天引きがなくなるため、自分で納付する必要がある。退職後に一括請求が来ることがあるため、事前に金額を確認しておく。

📝
まとめ
  • 退職後のお金は失業保険・傷病手当金・その他手続きの3つで構成される
  • 病気・メンタル不調が理由なら傷病手当金 → 失業保険の順が基本
  • 失業保険の申請にはハローワークへ行く前に書類を揃えることが重要
  • 源泉徴収票・健康保険・住民税の手続きは退職後すぐに確認する
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